借金の利用限度額を増額したいときに注意しなければならないこと
限度額はどんどん大きくなるほうが良い
カードローンの利用をしている時にはその利用できる金額が大きくなればなるほどに利用の幅が広がります。特にカードローンなどは使っていれば使っているだけ更に大きな金額が必要になることも多く、利用限度額は大きくなるに越したことはありません。しかし、増額は以前のようにするすると行えるような世の中ではなくなりました。カードローンの増額を希望した時にはどのようなことに注意しなければならないのでしょうか。
まず、カードローンの増額を機希望した時にはどのような手続きが必要かを考えてみましょう。カードローンの増額を希望した時にはまず、当然ながらその申請を行うことから始まります。申請をして増額が可能かどうかを勤務先や収入、返済の状況から判断し、増額が可能かどうかを審査されると言うことになります。
再審査を成功させるためには?
ここで注意が必要なのは「再審査される」ということです。審査されると言うことは、返済状況に問題が無く、収入も申込み時よりも大幅に増えていると言うのであればその再審査では増額できる可能性が高まります。しかし、大幅に収入が減っている場合や、支払い状況が悪くなっている状況では再審査したことで増額ができないどころか場合によっては減額されることもあると言うことは忘れてはいけない事実でしょう。
自分の収入や支払い状況が悪化しているということが最初から分かっているような状況で増額のために再審査を申請しても、良くて現状維持、悪い時には借入枠が小さくなるというリスクも頭に置いておく必要があります。もしも借り入れが限度額間近だったとすれば、利用できる金額が小さくなることでカードが「返済専用」のかーどになることもあり得ます。
増額成功のポイント
では、増額をできるだけ成功させるためにはどのようなことに注意すれば良いのでしょう。まず、最も好ましいのは申込み時よりもその収入が大幅に上昇していると言う場合です。これは一つの会社に勤めていてもなかなか簡単に行くものではありません。副業などで多くの収入を得ているのであれば、その証明をまずば保管しておく必要があります。
また、収入を証明できる書類を保管しておくだけでは足りません。複数の会社から収入を得ているのであればしっかりと確定申告などを行ってその現状を一枚の書類で確認できるようにしておく必要もあるでしょう。複数の勤務先から収入があるからと言って、源泉徴収票を複数枚送ることを考えていてはいけません。会社によっては複数の源泉徴収票を送られてもその中の一枚しか収入証明として利用しないこともあります。
そして収入の証明などはできるだけ自分の都合で出すのではなく、先方の都合に合わせて提出を行うことが重要です。源泉徴収票と言われたけれどもその書類が無いのでと給与明細を送る例を良く見かけますが、何の了解もなしに規定外の収入証明を送りつけてもそれで増額審査が成功することはないでしょう。
消費者金融も、銀行も、お金を貸しているところはできればお金を貸して利息を確保したのが本音です。特に銀行などは今個人向けの貸し付けに力を入れており、その貸付額は多くなるに越したことが無いと考えています。しかし、そのためには申込者や増額希望者が自分たちの条件に合うことが重要なのです。